美人の呼吸法
朝晩は吐く息が白くなるほど、空気が冷たい時期ですね。
そして吸い込む空気も冷たく、インフルエンザなどのウィルスの空気感染が気になる頃でもあります。
日々当たり前にする「呼吸」ですが、実はこの呼吸をどのようにするかが、お肌の状態に影響するんです。
美肌を作り、健康にも良い呼吸の仕方とは?
最初に結論から言ってしまうと「鼻で呼吸すること」です。
皆様、頭ではわかっているとは思いますが、街や電車内を観察すると、けっこう口を開けて息している方がいらっしゃいます。
特に居眠り中の方は「ポッカーン」と口を大きく開けている方も。
実は、口呼吸の場合、鼻呼吸と比べて乾いた冷たい空気が肺に流れ込み、肺に負担がかかります。
さらに、乾いた酸素は体内に取り込まれにくいため、血液中の酸素量が不足するのです。
その結果、皮膚細胞に十分な酸素が届かず、代謝力も落ちてしまいます。
血流も悪くなり、顔色も悪く、体が冷えてしまいがちなのです。
美容の面だけではなく、口呼吸は唾液を減らし口の中を乾燥させ、ウィルスが直接体内に入って来やすいため、風邪などにかかりやすくなります。
実は赤ちゃんのころは、食事は母乳であるため、口で息ができず、ほとんどが鼻呼吸です。
唾液も大量に出るようになっており、病気にかかりにくくなっています。
ところが、言葉を覚え、しゃべるようになった時、口呼吸をし始める子供が多く、そのままの習慣で大人になる場合があるのです。
実は、ヨーロッパではこのことが以前から知られており、母乳を離れても、3~4歳位までおしゃぶりを与え、鼻呼吸の習慣を子供につけさせる家庭が多いです。
日本では、歯並びが悪くなるということで早くからおしゃぶりをやめさせる家庭が多いですが、これからは上記理由で変わっていく可能性があります。
では、大人が鼻呼吸を口呼吸に変えるにはどうすればいいのか?
ほとんどの場合、口呼吸は鼻づまりが原因ですので、鼻づまりや鼻炎を治す必要があります。
体を冷やさないように暖かい服装をすること、こまめに鼻をかむこと、さらに家庭でできる方法としては鼻うがいがおすすめです。
専用の鼻洗浄器も多くのメーカーから出ています。
また、お酒を飲みすぎると鼻の中の血管が広がり、その周りの粘膜も大きくなるため、鼻の穴の奥が細くなります。
深酒をして眠ってしまうと、かなりの確率で口呼吸になるので、飲み過ぎにはご注意ください。
電車で眠っている酔っぱらいの方も、ほとんどが口を開けています。
そして、食事の時に意識して口を閉じてたくさん(30回位)噛むことも効果的です。そもそも、噛んでいる時に口が開くのは上品とは言えません。
口呼吸で食事をすると、空気が胃や腸に入りやすくゲップやおならも増えてしまいます。
また、医療用テープ(ガーゼなどを固定するもの)を、唇を閉じてゆるく貼って家の中で数時間生活することも効果的です。
ぴったり貼ってしまうと、くしゃみの時に鼓膜にダメージを与えるので、くしゃみで外れるくらいに、ゆるめに貼るのがポイントです。
鼻呼吸で、美肌も健康も、上品な印象も手に入れてくださいませ。