化粧品は防腐剤を入れた方が肌に優しい。

3年半に渡る、当社のオールインワンクレンジングの開発の間、化粧品について様々な勉強をしました。

皮膚科医や研究者の意見を取り入れながら開発するのですが、その中で研究者に言われた言葉で衝撃的だったのが

「防腐剤を入れたほうが、肌に低刺激なスキンケア化粧品ができる。」

というもの。

水分をほとんど含まないパウダーファンデーションは腐りにくいのですが、水分の多いスキンケア化粧品の成分を安定させるためには、なんらかの防腐対策をする必要があります。

ちなみに防腐剤というのは、厚生労働省が定めた「化粧品に防腐剤として入れて良い成分と量」の一覧に載っているものです。

パラベン(メチルパラベン、エチルパラベンなど)とフェノキシエタノールの2種類が有名です。

いわゆる「防腐剤不使用のスキンケア化粧品」というものは、この一覧に載っている成分を使っていないものを指します。

そのかわり他の成分で防腐をするのですが、精油や殺菌剤などが使われることが多いです。

これらは、防腐剤よりも肌への刺激になるのです。

だから、ほとんどのスキンケア化粧品に防腐剤が使われています。

当社のゼンライフ イッポンは「ポリアミノプロピルビグアニド」という、目薬や目の手術のときの洗浄液にも使われる低刺激な防腐剤を使用しています。

なので、ゼンライフ イッポンはアイメイクを拭き取るときに目に入っても痛くないんです。

よく使われるパラベンやフェノキシエタノールよりも更に低刺激なので、敏感肌の方にはぜひお試しいただきたいと思います。

ちなみに代表的な2種類の防腐剤、パラベンとフェノキシエタノールのどちらがより肌に低刺激かというと、パラベンの方です。

「えっ、パラベンのほうが肌への刺激が強いんじゃないの?」と思われる方も多いでしょう。

なぜ、パラベンに悪いイメージがついたのかと言いますと、現在は化粧品の成分をすべて表示する義務があるのですが、1991年より以前は厚生労働省が1980年に定めた「皮膚アレルギーを起こす可能性のある成分」だけを表示すればよいという決まりでした。

これらを化粧品業界では「旧表示指定成分」といいます。そこにパラベンが含まれていたのです。(フェノキシエタノールは、1980年まではほとんど使われていませんでした。)

その後、パラベンに変わる防腐剤としてフェノキシエタノールがよく使われるようになったのですが、フェノキシエタノールはパラベンよりも防腐効果が弱いため、量を多く配合する必要があります。

肌荒れを起こしやすいのも、目に入るとより染みるのも、パラベンよりフェノキシエタノールの方なんです。

このブログのタイトルは「化粧品は防腐剤を入れた方が肌に優しい。」となっておりますが、前述の通り入れないよりは入れたほうが低刺激なのですが、敏感肌で肌荒れが気になる方は、フェノキシエタノール入りのスキンケア製品を使わないか、すでにお持ちであれば1日に使う量を減らすことをおすすめします。

 

また、簡単に低刺激な化粧品を見分けるコツがあります。

実は化粧品に使われている成分の数が多いほど、化粧品は不安定になるので腐りやすくなり、強力な防腐剤を多く使うことになります。

つまり「成分数が少ないと低刺激、多いと肌への刺激も大きい」という傾向があります。

化粧品メーカーはこの事をわかっているのですが、他社との差別化のために色々な成分を入れてしまいます。

箱の裏に小さな文字でギッシリと成分名が並んでいる化粧品は、刺激が強い防腐剤がたくさん入っていることがほとんどです。

 

当社のオールインワンクレンジングは、水を含めてわずか6つの成分しか使っていません。

だから、目薬用の低刺激な防腐剤で防腐でき、その量も少なくて済むのです。

6つの成分だけで、全部のスキンケアを行うことにチャレンジした会社は、間違いなく世界中で当社だけです。

下の写真は、パッケージの裏に書かれている成分表です。

ちなみ「PEG-40水添ヒマシ油」というものがありますが、これはヒマシ油に水素を加えたもので、油の性質はなくなっています。

つまりオイルフリーなので、マツエクをされている方にも安心して使っていただけます。

さらに、アルコールフリーです。

どんな化粧品を使っても肌荒れしてしまうという方に、当社のオールインワンクレンジング、ゼンライフ イッポンをお試しいただきたいと思います。

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