「今年らしさ」とは?

クリスマス間近となり、街のイルミネーションが輝きを増す季節です。

(写真は博多駅前でして、電車の時間が迫っていて急ぎで撮りました。)

クリスマスがあって良かったと思うのは、イルミネーションがあるから夜が長い冬の街が明るくなること。

見ていると、ちょっと心が浮かれるというか、明るくなります。

普段は行かないデパートにも、ちょっと行ってみようかという気になります。

以前、銀座の松屋という歴史あるデパートのカリスマ販売員である、宮崎 俊一さんの本を読んだことがあります。

その中で印象出来だったのは「5年着られる品質とサイズの服をおすすめする」という文章。

サイズも余裕のあるものではなく、ジャストのものをおすすめするそうです。

デパートの服というのは、ユニクロのような量販店の2倍も3倍もすることが多いでしょうから、1年しか着られないと思うともったいないですよね。

かなり前ですが東京ミッドタウンという六本木にあるショッピングモールで、11月にコートを探していた時、あるお店で若い店員さんに

「今年はチェスターコートが来て(流行って)ます。」と言われたことがあり、

「じゃあ後3ヶ月くらい着たら流行遅れになるのか!」と心のなかで突っ込んでその店を出てしまいました。

 

服もメイクも流行がありますが(というか無いとビジネスとして成り立たない)、20年ほど前より今は確実に流行の力が弱くなっていると感じます。

雑誌を見る人も減っていますし、SNSで海外の情報を直接見る方も増えているでしょう。

 

「流行っている」よりも「私をより良くするもの」を求めている方が多いのではないでしょうか。

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