コンタクトレンズをすると目が乾燥するわけ
近所のショッピングモールの中に、コンタクトレンズの販売と眼科を併設したお店がありまして、いろいろなタレントさんと商品が写っているポスターがたくさん貼られています。
その中のかなりの数が、いわゆるカラコンのポスターです。
カラコンを作った方は、猫の瞳の大きさの変化にヒントを得たのかな?と、家に猫を飼っている僕は思ってしまいます。
僕はカラコンはしませんが、1Dayタイプのコンタクトレンズ(ソフト)をすることがあります。
乱視と近視のミックスで遠くが見えないため、裸眼だと目を細めがちですが、鏡の前でコンタクトレンズをつけると細める必要がなく、目が大きくなるのが、はっきりとわかります。
ただし、目が乾きやすいんですよね。特に冬の空気が乾燥した時期は。
ドライアイと呼ばれる症状に悩む方も多いのではないでしょうか?
なぜ、コンタクトをすると目が乾くのでしょうか。
実は、コンタクトレンズの現在の主流である「ソフトレンズ」は乾燥すると、周囲の水分を吸収してしまうという性質があります。
レンズが入っているケースには、水分が満たされているのはそのためです。
皮膚の表面には角層(角質層)がありますが、目の表面には角膜という膜があります。その上に涙の層があるのですが、コンタクトレンズは涙の層の下に潜り込み、角膜に直に張り付くのです。
なんとなく、コンタクトレンズの内側に涙があるような気がしていましたが、違うんですね。
ソフトレンズは、涙を吸収することで、柔らかさを保ちます。
だから、目の乾燥を防ぐためにはソフトレンズと目に常に涙(水分)を供給する必要があります。
そのためには
・適切な間隔で、しっかりと「まばたき」をする。パソコンを使う仕事や、スマートフォンを見るときは要注意です。
・目薬を指す
・部屋の空気が乾燥しないように、加湿する。
・風が強い日の外出時には、サングラスで目を保護する。
(だったら、メガネにした方がいいかもしれませんが・・・)
などが大切です。