すぐに小顔を作るにはメイクで。
テレビや映画がない時代、舞台の役者は顔が大きいほうが遠くの席のお客さんからもよく見えるため、良いとされていました。
また、日本人を含む東洋人は、西洋人に比べ肩幅が狭く、顔が横に広いため、着物は顔を小さく見えるように工夫されています。
ところが、現代はカメラと洋服の時代。
女優さんは、洋服が似合うように、またカメラのズーム機能がありテレビも大画面になったので、顔が小さいモデルのような方が増えました。
だから、小顔に憧れる方も多いと思います。
体重を減らしたり、顔の筋肉を鍛えることでも小顔にはなれますが、もっと簡単になりたい。
といえば女性の特技メイクです。
錯覚を利用した小顔メークのコツが、昨夜の日経新聞(2018年3月12日夕刊)に掲載されていましたのでご紹介します。
【年代を問わず女性の関心が高いのが「小顔」について。メーク時にちょっとした技を使うだけでもスッキリみせられる。
ファンデーションは、内側から外側に向け薄くのばす。あごからほお紅の下の部分まで、肌色よりも暗めのパウダーを乗せると「自然な立体感が出る」。
眉や目、口など「顔のパーツを大きくみせることも小顔の印象につながる」。下唇の形を、横顔の輪郭と平行になるように描くと顔回りがバランス良く見える。】
メイクって「錯覚」をいかに利用するかが重要だということがよくわかります。
ちなみに、凄腕のメイクさんって人の顔の絵が上手い人が多いと聞きます。
そう考えると、メイクだけではなく、美術を学ぶことが一流のメイクさんになる近道かもしれません。