すべてのお酒が「百薬の長」ではない。

早いもので、今年もあと1ヶ月。

 

クリスマスやお正月のことを考える時期になりました。

 

また、忘年会シーズンでもあり、お酒を飲む機会が多くなります。

 

僕も週末にはビールや日本酒、ワインなどを楽しむ時があります。

 

飲み過ぎは体に毒ですが、適量であれば「酒は百薬の長」といわれます。

 

 

この言葉は有名な随筆、徒然草にも出てきます。

 

ですので、このコトワザが指す「酒」とは本来は純米酒です。

 

 

日本酒

 

 

ただ、現在広く販売されている純米酒すべてが百薬の長ではないのです。

 

実は、江戸時代以前の伝統的な純米酒と、現代の多くの純米酒とは作り方が異なっています。

 

江戸時代以前の純米酒の作り方は、生(き)もとづくりと言いまして

 

1.  蒸した米・こうじ・水を桶に投入。フタはしない。

 

2.  しばらくしてから、夜から朝にかけて数人がかりで桶の中の米を、櫂(船をこぐ、細長い棒のようなもの)で丁寧にすりつぶす。

 

3.  蔵の空気中の乳酸菌が桶に入ってきて乳酸を作り、桶の中が酸性になることで、雑菌を死滅させるのを待つ。(約2週間)

 

4.  酒用酵母を外から添加し、同時に蔵の中の酵母も桶に入り、アルコールが増え、酒となる。このアルコールが乳酸菌を死滅させる。

 

というふうに、時間をかけ、細菌類の生存競争が起き、強い酵母と大量の死菌(死滅した乳酸菌など。腸の中の悪玉菌を減らし善玉菌を増やす。)を含んだ、強力な「発酵飲料」となるのです。

 

適量を飲むと、腸の調子が良くなり、美肌を作り、冷え性の改善にも役立ちます。

 

人肌ほどのぬる燗にすると、酵母の働きが活発になるのでより効果的です。

 

「酒はぬるめの燗がいい〜♪」という歌がありますが、まさにこの「生もとづくり」のお酒にはぬる燗があうのです。

 

味は厚みがあり、辛口です。

 

そして、消化もいいので適量なら頭が痛くなりません。

 

 

 

ところが、現代の多くの純米酒の作り方は、明治時代に発明された「速醸法」つまり、速く醸造できる方法で

 

1.  米・こうじ・水、さらに工業的に作られた乳酸を加えて、かき混ぜる。

 

2.  酒用酵母のみを外から添加し、アルコールを作る。

 

となっており、乳酸菌の死菌は少なく、酵母も弱いのです。味としては「淡麗」となり、さっぱりしてクセがありません。

 

冷やして飲むのに合います。

 

ですが、発酵飲料としてのパワーは弱いので、腸の働きを良くする効果は薄いのです。

 

また、純米酒でない人工的なアルコールを加えたものは本醸造酒と良い、飲みずぎると頭が痛くなります。

 

 

 

では、その「百薬の長」となる生もとづくりの日本酒とは、どこが作っているのか?

 

福島県の大七酒造が作っている「大七 純米生もと」をオススメします。

 

 

大七純米生もと

 

 

https://secure.daishichi.com/category/select/pid/4

 

上のリンクはメーカーのオンラインショップのものですが、商品名で検索するとあちこちで売っています。

 

ぬる燗にして飲むと、力強い旨みがあり、お腹がポカポカしてきます。

 

適量を飲むと、お腹やお肌にいいです。

 

お酒が飲める方には、ぜひおすすめします。

 

 

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